ある日僕は新しい歌を聴いた
ある日僕は新しい歌を聴いた
それは真夜中の瓦礫の中に無造作に置かれていた
その歌は僕を激しく叱りつけ
とても優しい調子で僕の背中を押したのさ
ある日僕は新しい歌を聴いた
それは若者達に旅に出る素晴らしさを説いただけでなく
その歌は僕を真っ直ぐに見つめ
同じように僕にも真っ直ぐでいる事を求めた
ある日僕は新しい歌を聴いた
それは親友達が産まれたのと同じ年に産まれてずっと待っていた
その歌は僕に見つけられたけれど
もしかしたら向こうが僕を見つけたのかもしれないね
そして僕は旅に出る事にしたんだ
ずっと憧れていた暮らしを実際にやってみなくっちゃあ
その歌は僕にも歌を歌わせた
何もかも今まで通りやる必要なんか無いんだよな
0 件のコメント:
コメントを投稿